映画「スオミの話しをしよう」長回しが長い。長澤まさみ&宮澤エマの七変化が最高!

映画

三谷幸喜監督の最新作を観ました。
長澤まさみさんと宮澤エマさんが大活躍するミステリーコメディ映画です。

刑事の草野が有名な詩人寒川しずお宅を訪れて、寒川の妻スオミが行方不明になっていると伝えるシーンから始まります。
その詩人は相田みつお風な素朴な詩に似合わず大豪邸に住み、贅沢な暮らして、えばり腐るイヤな奴です。

刑事はすぐに捜査をした方がいいと言うのですが、イメージ重視の寒川は大事にしたくないと頑なに拒みます。
やがてスオミの過去を知る元夫たちが集まり、誰が一番スオミをわかっていたか語りだします。でも、どのスオミもまるで違う人間のようです。

スオミとは一体誰なのか、本当のスオミはどんな人間なのか、どうして消えたのか?というストーリーです。

長回しにつぐ長回しで、まるで舞台を見ているようです。役者の血が騒ぐのでしょうか。絶体絶命なシーンもいつも俳優たちがみな嬉しそうに見えます。

スオミがなぜ相手に合わせるスオミになったのか、派手目な母親が鍵を握っていそうだけど、その辺は分からずじまい。スオミが男たちと出会うシーンでは、いつも傍らに宮澤エマさんがいます。シスターフッドの側面があります。

登場人物

最初の夫:魚山大吉/遠藤憲一さん 

2番目の夫:十勝左衛門/松坂桃李さん

3番目の夫:宇賀神守/小林隆さん

4番目の夫:草野圭吾/西島秀俊さん

5番目の夫:寒川しずお/板東彌十郎さん

進出鬼没な女:宮澤エマさん

草野の部下:瀬戸康史さん

寒川のお世話係:戸塚純貴さん

スオミの母:長澤まさみさん

最後は「蒲田行進曲」や「嫌われ松子の一生」の映画みたいなエンディングで、舞台の階段からミュージカル調で下りてきて、元夫たちと楽しく歌い踊ります。
ミュージカル映画も大好きなので、これはこれで満足しました。

テレビでの再放送も必ず観たいと思います。最近は「記憶にございません!」を映画で観ていながらテレビでも観ました。

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#長澤まさみ #スオミの話しをしよう #宮澤エマ