帰省ブルーを乗り越えて 炭鉱の町は空き家だらけ

その他あれこれ

このブログを偶然読んで下さった皆さん、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

毎年、年末年始は夫の実家で過ごしています。本当は気を使って疲れるから行きたくないのですが、夫が別行動を許してくれず、仕方なく帰省しています。
義弟の奥さんは来ないのに、なんで私は行かなきゃいけないの?という言葉を飲み込み我慢です。
亡くなった義父は九州のとある炭鉱で働いていて、今住んでいる家から世界文化遺産が見えます。少し車を走らせると広大な炭鉱の社宅跡があり、長年雑草が生い茂っていましたが、今は一面太陽光パネルが並び、人間をあまり見かけません。

何年か前に帰省したとき、叔父さんが外で子どもが数人走り去ったのを見かけて、「めずらしか~。キツネやろか~?」と言っていました。そんな過疎の町です。
空き家だらけでお店が遠く不便この上ない町に義母はひとりで住んでいます。


1年ぶりに会いましたが、こちらが思っていた以上に認知症が進行していました。さすがにこれはまずい!となり、早めに大きな決断をしなくてはなりません。
私の顔も夫の顔も忘れたようで、昨年同様「嫁の○○です。」と自己紹介しました。朝起きてくると、家の中で驚かれます。同じことを何度も聞いては息子たちに叱られています。
義弟が「お母さん子ども何人産んだの?」と聞くと、すかさず「10人!」と答え、「名前は?」と聞くと、「猿!犬!」と答え、思わず笑ってしまいました。わざとふざけているのか、本当に思い出せないのか分からず、なんだか微妙な気持ちです。

私の母も高齢で、最近は人の悪口ばかり言うようになり、自分の実家に帰るのも憂鬱です。弟がいますが食後は自分の部屋に戻ってしまい、私が母の話し相手になります。
過去に意地悪された人の恨み辛みが延々続き、同じ話を何度も繰り返します。以前介護認定に訪れてくださった市の福祉の方に相談したところ、適当に話題を変えるようアドバイスされました。
でも名司会者じゃないので、うまく話題を変えるのが難しいです。亡くなった私の祖父も晩年被害妄想が増していました。自分が年寄りになった時は、出来れば穏やかなおばあさんになりたいのですが、脳の機能が変わってしまい自分の意志ではどうにもならなくなるのでしょうか。不安がつのります。

年明け早々暗い話で申し訳ございません。
明るい話題を・・・と考えましたが、思いつかないので今年の目標を書きます。

適度に運動して健康的に過ごすこと。長生きしたいから。
今年も頑張って少しでも読んでもらえるブログを書きたい。

今年もよろしくお願いいたします。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
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#帰省