3月8日金曜日に第47回日本アカデミー賞をテレビで見ました。
私なりの感想を書いてみました。
最初は新人俳優賞、8名です。
アイナ・ジ・エンドさん 解散したBishのメンバー。声が個性的で素敵です。これからも歌とお芝居頑張っていってほしいです。
市川染五郎さん 宝塚風メイクで、現在何か舞台の真っ最中なのでしょうか。ミステリアスなイメージで似合っています。応援しています。
黒川想矢さん 「怪物」での素直な演技が素晴らしかったです。受賞コメントも初々しいです。
柊木陽太さん 「怪物」の風変わりな少年役がとても上手だったと思います。
桜田ひよりさん、原菜乃華さん、福原遥さん、皆さんコメントも上手で、これからの活躍に期待です。
高橋文哉さん 「自分は赤ちゃん」なんて言わず頑張ってください。
★最優秀助演男優賞は磯村勇斗さんでした。
宮沢りえ主演映画「月」からのノミネートです。この映画見に行きたかったのですが、タイミングが合わず見る事ができませんでした。
現在「不適切にもほどがある」でムッチ先輩と秋津真彦を演じています。ドラマや映画で様々な役を演じています。真面目で一途な男から悪い暴力的な男まで幅広いです。これからも応援したい俳優さんの一人です。
優秀助演男優賞は以下の4名でした。
伊藤健太郎さん 久しぶりに拝見したら、お顔がシュッとした印象です。
菅田将暉さん 金髪の眉毛なしで目の周りが紫です。彼も何かの撮影中なんでしょうか。とても似合っています。
加瀬亮さん 北野武監督「首」織田信長役は相当大変だったんじゃないかと想像します。頑張ったで賞を差し上げたい気持ちです。
大泉洋さん なにをやっても大泉洋と、キムタクレベルになっていると思います。もちろん褒めています。
★最優秀助演女優賞は安藤サクラさんでした。
「ゴジラ-1.0」近所のおばちゃん役での受賞です。黒くすすけた顔で眉間のしわが苦労を物語っており、いつも怒って嫌みを言います。
でも、身寄りのない子どもに接することにより、昔のいい人に戻っていきます。悪い近所のおばちゃんから良い近所のおばちゃんを戻って行く様子が自然です。納得の受賞です。
優秀助演女優賞は以下の4名でした。
上戸彩さん 「シャイロックの子供たち」この映画見たのですが、内容を思い出せません。
永野芽郁さん 「こんにちは、母さん」この映画は見ていないのですが、いつも透明感のあるイメージです。グリーンのドレスがとても似合っていていました。
浜辺美波さん 「シン・仮面ライダー」予告編は映画館で何度かみましたが、気が強そうな役が似合うと思います。
松坂慶子さん 若い頃はとても美しく私の憧れでした。主演女優賞を2年連続で受賞し涙を流したシーンは今も憶えています。最近はおばあちゃん役もしていますが、今も美しく素敵です。小豆色の着物姿も美しかったです。
★最優秀主演男優賞は役所広司さん、今回は当然っていう感じがします。
優秀主演男優賞は以下の4名でした。
阿部サダヲさんの「シャイロックの子供たち」、先ほど書きましたが内容が思いだせません。違う映画なら思い出せるのですが。
神木隆之介さん 子役の印象が強かったのですが、いつの間に大人になっていました。朝ドラもずっと見ていました。浜辺さんと何かあったのでしょうか。
鈴木亮平さん 役によって体型を変えることができる人っていうイメージ。今回のゲイ役でもゲイの人に話を聞き勉強したと語っていました。
水上恒司さん 年齢を調べたら現在24才とのこと。若いけど、とても落ち着いた印象です。
★最優秀女優賞は、安藤サクラさん。「怪物」のシングルマザー役での受賞です。「怪物」は見ましたが、主演は新人賞受賞されて黒川想矢さんと柊木陽太さんのお二人だと思います。
あの難しい役を自然に見えるよう演じていたお二人こそ最優秀賞主演賞にふさわしい気がします。
でも、安藤サクラさんもすごく良かったです。
自分の子を守るため学校に乗りこみ、ロボットのような校長先生や教師に対峙します。一方学校側からみると母親はまさにモンスターペアレントです。
安藤サクラさんは「ゆとりですがなにか」も「バッドランズ」も良かったし、これからも日本を代表する俳優の一人として賞を取り続けていくのではないでしょうか。
優秀女優賞は以下の4名でした。
綾瀬はるかさん アクションがとっても良かったです。特にジェシーさんと一対一での対決シーンは迫力がありました。シシドカフカさんと共に戦う銃撃シーンもとってもカッコ良かったです。
杉咲花さん 私はこの人に受賞してほしかったです。「市子」の演技は素晴らしかったです。授賞式の振り袖も可愛かったです。
浜辺美波さん 若いけど貫禄があります。なぜだろう。
吉永小百合さん アカデミー賞の常連ですが、大御所なのに受賞しなくても毎回テレビに出てくれるありがたい人だと思います。絶対にいい人だと思います。
最優秀作品賞は山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」でした。戦後弱っている日本を壊して更にマイナスにするのか~。日本に駐留している米軍、なぜ助けない~。と思いながら観ていました。
日本人はやっぱりゴジラが好きなんだと改めて思いました。また数年したら新たなゴジラが登場するのでしょう。
私は是枝監督の「怪物」を押していました。
息子が少しづつ変わっていく様子を見て学校でのいじめを疑う母親、学校で対峙する先生達、立場が変わるとこうも見える景色が違うのかと、とても興味深く考えさせられました。最後の結末も曖昧で各自違うでしょう。
「こんにちは、母さん」は見ていません。「福田村事件」は見たいと思いましたが、タイミングが合わず見る事が出来ませんでした。機会があれば見たいと思います。
「PERFECT DAYS」は私も主人公のように生きたいと思わせてくれた映画でした。毎日同じ事を繰り返し、少しで十分満足するという生活です。まだジタバタしていますが、老後はPERFECT DAYSのような生活に憧れます。
最優秀作品賞以外にもたくさんの賞を「ゴジラ-1.0」は受賞しました。米アカデミー賞でも「視覚効果賞」を受賞しています。
妻夫木聡さんの新人賞受賞者に向けた言葉も素敵でした。「映画は裏切らない」「僕たちがいるからせいいっぱい芝居を楽しんで下さい」
小林旭さんに会長功労賞が贈られました。永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるした映画人に対し与えられるものだそうです。私の亡き父が小林旭さんのファンでしたので、テレビでお顔を拝見した時、父の代わりになぜか私が嬉しくなってしまいました。どうぞ十分ご自愛ください。
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