「沢田研二」著者 中川右介 「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」著者  島﨑今日子 2冊読む

 たまたま同時期に2冊読む 私が初めて好きになったスター、ジュリーこと沢田研二。(以下、ジュリー)。初めて見たのは小学校4年生の時、「危険な二人」を歌っていました。のけぞるように歌う姿に、ひっくり返ってしまうんじゃないかと驚き、目が...

本「事務に踊る人々」を読みました

高校を卒業して事務の仕事につきました。親が希望したからです。両親とも工場で働いており、特に母親が希望しました。高校時代の私は荒んだ心でもう死んじゃおうかっていう時でしたので、自分の好きな事を勝手に諦め、安易に就職してしました。 30...

「Q」 呉 勝浩  弟を守る危険な姉 

新聞の書評コーナーで「Q」を知りました。書店でこの本を見た時、辞書のような分厚さにひるみ、何日か迷いましたが思い切って購入しました。 読み始めるとハードボイルドな面白さと息をのむようなスピード感で、寝る時間を削って読んでしまいました...

「太陽が死んだ日」 閻連科 YAN LIANKE               わけの分からない面白さ

不思議な本を読みました。ホラー小説を読みたいと思い数冊買ったなかの1冊でした。真夏の夜に村中の人間が夢遊病にかかり殺戮しあうというストーリーです。 主人公は14才の少年、李念念。「おいらバカだから・・・」と自ら言い、村人からも「バカ...

2050年の世界 ~見えない未来の考え方~

10年以上前に「100年後の世界」という本を読んだことがあります。 本が手元に無いのでタイトルもはっきりとは覚えていませんが、覚えているのはこんな事くらいです。 『世界の覇権を握るのは、アメリカ、トルコ、日本日本は月の...

「発達障害の人が見ている世界」を読んで

子どもの時から忘れ物が多く簡単なミスを連発する私でした。 その頃は勉強が出来ないのは仕方ないし、忘れ物の多さも仕方ないと思っていました。 ランドセルを忘れて学校に行ったこともあります。先生から「忘れ物名人」という位を授かりまし...

「僕の狂ったフェミ彼女」面白くて一気読み!

2022年3月に発行された「僕の狂ったフェミ彼女」、新聞で紹介されていて面白そうと思いながら、つい最近書店で見つけて読んでみました。作者は韓国のミン・ジヒョン氏です。 とにかく面白くて一気読みしてしまいました。 主人公スンジュ...

「ハンチバック」を読んで

文学界新人賞と芥川賞を受賞した市川沙央さんの「ハンチバック」、7月に読んだのですが、なかなかブログに書く自信が無く、とうとう11月になってしまいました。 なにか畏れのようなものを感じて、私のような素人がこの本の感想など書いていいのか...