安藤サクラ主演の映画「バッドランズ」を見ました。とにかく安藤サクラがかっこいい!!
つい2日連続で見てしまいました。主人公ネリは生まれた時から悪人だらけの世界で育ち、大人になった今は特殊詐欺を生業に生きています。気を抜いたらやられる世界で生きている凄みを感じさせます。
大阪の貧しい人々が寄り集まる町で貧困ビジネスも行っていますが、貧しい者達には優しいまなざしを向け、その者たちもネリの優しさを感じています。
ネリには血のつながらない弟ジョー(山田涼介)がいます。自称「サイコパス」、実はお姉ちゃん大好き無鉄砲なお調子者。
山田涼介がイキがっているのに情けなさをチラみせする弟を好演しています。
他にも魅力的な人物がたくさんでてきます。生瀬勝久、天童よしみ、江口のりこ、吉原光夫等皆さん魅力的ですが、
曼荼羅役の宇崎竜童、賭場の帳付林田役のサリngROCKが超カッコイイです。
ネリはとジョーは思いがけず起きた事件をきっかけに、絶対絶命の危機に・・・というのが大筋のストーリーです。
全編を通して疾走感に溢れ、自分の生い立ちから自らを解放してほしいと願わずにいられません。。
私は大人しかったせいか、どうしても強い女に憧れてしまいます。今考えたところで、キル・ビルと巴御前とミスパンダ。それにネリも加えるでしょう。
監督は原田眞人、原作は黒川博行「勁草(けいそう)」です。
#バッドランズ #安藤サクラ #原田眞人